着物の知識 Vol,2
着物の知識 Vol,2 今回は生地の知識について紹介します。
小紋、付け下げ、訪問着、留袖、中振袖などを染める前の布地を
白生地といいます。
着物に使われる白生地の大部分は絹織物です。
絹以外にも、木綿、麻、毛、化学繊維織物もあります。
白生地の種類といたしましては
縮緬、羽二重、平絹があります。
中でも有名なのが京都府の丹後地方で作られる ”丹後縮緬”。
滋賀県長浜地方で作られる ”長浜縮緬”。
皆様、一度耳にしたことがあるのではないでしょうか。
我が国の代表的な縮緬の産地です。
縮緬は全体にシボのある織物で
見た目が美しく、しなやかで、肌触り抜群。染め上がりも素晴らしいです。
元々は中国から伝わったものですが、日本に入ってから
様々な形に改良されました。
シボの大きさ、種類により分類されます。
お着物は色を入れる前から手間暇かけて作られています。
今回もお着物の形になる前の話でした♪